コラム pickup 73通目:二等辺三角形をイメージすること。 「5年後に、誰がうちの会社を喰わせてくれるのか・・・か・・・」 椅子から立ち上がり、 両手を上にあげてストレッチしながら 自分に言い聞かせるようにつぶやくT社長。 T社長の会社の業績は、 コロナによる落ち込みから回復。 コロナ前から目標にしていた、年商10億円も見えてきました。 並の経営者であれば、ほっと一息。... 2023年4月12日 村田 栄樹
コラム pickup 72通目:いずれ行き詰る、”なんとなく昇給” 「物価が上がってますからね…」 ある中小企業経営者の集まりに参加した際に こんな言葉があちこちで飛んでいました。 早いもので、2023年も4月に突入。 給与改定の話題になると 枕詞のように、口々に冒頭の言葉を使っていました。 直近のデータでは、 消費者物価指数の前年比は、+3.1%(2月) これに対して、 給与の... 2023年4月5日 村田 栄樹
コラム pickup 71通目:危ない会社の前兆。 「一般的に考えて、おかしくないですか?」 取引先の担当者とのやり取りで、 私が発した言葉です。 なぜおかしいのか? 担当者に一から説明すると、 「確かに…おかしいですね…」 その後、 担当者が上司に確認すると、 「言われてみれば、おかしいとは思うけど…、 上からそう言われているから…」 との回答。 それでも根... 2023年3月29日 村田 栄樹
コラム pickup 70通目:問題が解決しない本当の理由。 「それだと、私のせいになっちゃうじゃない」 ある会社を訪問中に、 こんな言葉が聞こえてきました。 会話の内容から察するに、 ある仕事を外部の企業に委託したところ、 どうやら、うまくいっていないようなのです。 そのことについて、上司にどう報告するか…、 話し合いをしている過程で出てきた言葉が 冒頭の言葉です。 ま... 2023年3月22日 村田 栄樹
コラム pickup 69通目:想いが伝わる方法。 イトーヨーカ堂の創業者で、 セブン&アイ・ホールディングス名誉会長である伊藤雅俊さんが、 お亡くなりになりました。 東京・浅草の小さな洋品店であった「羊華堂」から、 誰もが知る巨大流通グループを創り上げた伊藤さん。 戦後の昭和20年(1945年)12月に、 母と兄と三人で、東京の焼け跡からスタートさせた小さなビジネ... 2023年3月15日 村田 栄樹
コラム pickup 68通目:聞くか、聞かないか、ただそれだけだ。 「やるべきことが多くて…、ちょっと困っています…」 シンボリック経営®の導入を始めたO社長。 シンボリック経営®では、現状分析から始めていきますが、 その過程で、いくつもの課題が見つかったようです。 O社長は言います。 「うちの会社は、まだまだですね…」 真面目であればあるほど…、 足りないものに目がいってしまうも... 2023年3月8日 村田 栄樹
コラム pickup 67通目:社長しか売れないもの、社員でも売れるもの。 「これだけのラインナップがあります」 そう話すK社長。 その言葉とはウラハラに、 どこか浮かない顔をするK社長。 その答えは、 商品別の収支を見ることで すぐに分かりました。 たしかに、 商品ラインナップは複数ありますが、 そのどれもが中途半端。 どんぐりの背比べ状態で、 突出するものがないのです。 K社... 2023年3月1日 村田 栄樹
コラム pickup 66通目:現象を改善しても、原因は改善されない。 「辞めさせて頂きます」 ある日突然、社員が退職願を提出してきたと話すO社長。 その言葉からは、 悲しさ、寂しさ、怒り…、 そして何より、 自責の念が感じられました。 これは、 経営者になってみないと分からないことですが、 人が辞める…というのは、 本当に辛いことなのです。 大企業とは違い 社員の顔と名前が一致す... 2023年1月18日 村田 栄樹
コラム pickup 65通目:成果の上がる仕事始めの挨拶。 「仕事始めの挨拶に何を話すか…」 年末年始に考えた経営者の方も 多いのではないでしょうか。 人間というものは不思議なもので、 ”区切り”というものを意識して過ごしています。 12月31日と、1月1日とでは、 本質的には何も変わらない1日ですが、 気持ちの面では、リフレッシュされた気がするものです。 「よし、今年こ... 2023年1月11日 村田 栄樹