
「どうやら、勘違いしているところがありそうですね」
あるクライアントの社員たちを見ていて、
仕事に対する考え方について、思うところがあったのです。
人手不足のいま、
どの業界でも、仕事の効率化は必須ですよね。
そのため、
”マニュアル化・ルーティン化など”、
ある意味では、
”考えなくても済むようにすること”
ここに注目が集まっています。
その最先端が、”AI化”
「極論すれば、人間じゃなくてもいいよね」
省人化の流れは、
これからも加速していくでしょう。
そんな中、
あるクライアントの仕事ぶりを見ていて、
”思考停止になっている”
そう感じたのです。
言葉を選ばずに言えば、
「それでは…、仕事してないですよね…」
マニュアル化・ルーティン化により、
作業と化した仕事を、
”あたかも主たる仕事かのように、取り組んでいる”
もちろん、
それも大切な仕事のひとつであることには間違いないのですが、
作業化する前と同じ労力を掛けていたら、
意味がないですよね。
厳しい言い方ですが、
考えずに済む作業を、仕事と勘違いして、
ただ淡々とこなしているのです。
ちょっと話は逸れますが…、
私の趣味のひとつは、
モータースポーツ観戦なのですが、
モータースポーツの世界でも、ハイテク化が進んでいます。
いままでドライバーの腕に頼っていた部分が、
ハイテク化により、乗りやすくなったわけですが、
そのことについて、ある解説者がこんなことを言っていました。
「技術の進歩で楽になった分、楽をしているドライバーは遅い」
楽になった分、楽をしていたらダメ!
その楽になった分を、ほかの何かに使える人だけが、
トップドライバーになれるのです。
このクライアントの現状が、まさにそう。
楽になった分、楽をしているので、
”業績は右肩下がり”
何らかの対策を打たなければ…、
ということで、
シンボリック経営®の導入が始まりました。
改善の第一歩は、
”そもそも、この会社は何のためにあるのか…?”
この基本中の基本を思い出すことです。
この会社は、
健康系ビジネスの会社なのですが、
社員たちは、作業化された仕事に胡坐をかいて、
プラスになることを、何もしていませんでした。
レーシングドライバーと一緒で、
作業化で楽になった時間を、
ほかの何かに使わなければいけないのです。
「お客さまの健康のために、もっと出来ることはないか…?」
ここに意識が向いていたら、
いまの業績は、きっと変わっていたでしょう。
ということで、
あなたの会社の社員は、
”仕事をしていますか…?”
そもそも仕事の定義は、社内で統一できているでしょうか…?
AIによる省人化が叫ばれているいまだからこそ、
しっかりと確認してみましょう。
楽になった分を、ただ楽していたら、
業績は落ち込むだけです。
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