135通目:目指すべき人がいるということ。

 

「幸せになる未来が見えない」
あるクライアントに言った私の言葉です。

 
 
かなりキツイ言葉ですよね。

 
 
私自身も、言うべきか言わざるべきか…、

 
相当悩みましたが、
 
 
ここではっきり言うことが、
クライアントの明るい未来につながる。

 
 
オブラートに包んだところで、
真意が伝わらなければ意味がない。
ストレートな言葉で伝えました。

 
 
伝えた瞬間は…、

 
 
「そんなことはない!」

 
 
素直には受け入れらない様子でした。

それはそうでしょう。

私も逆の立場だったら、そう反論したくなります。

 
 
そもそもの話の経緯はこうです。

 
 
そのクライアントは、
ここのところ社員の退職が続いていました。

 
 
その原因は何なのか…?

 
 
私自身が会社内を見て感じたことは、

 
”ロールモデルとなる社員がいない”

 
ということ。

 
 
「このまま仕事を頑張っていけば、Aさんのようになれる!」

 
 
そう思える人がいないのです。

 
 
そればかりか、

 
 
社員たちから話を聞いてみると、

 
 
「辞めた方が幸せになれる」

 
 
退職した社員とも付き合いがあるようなのですが、
退職した社員と、自分を比較して、
そう思っているところがあるようなのです。

 
 
まぁ…、

 
 
いわゆる、

 
 
”隣の芝生は青く見える”

 
 
ってやつなのかもしれませんが、

 
客観的に見て、
私自身もそう感じていたのです。

 
 
つまり、

 
 
”社員たちのキャリアプランの見える化”

 
 
これが出来ていないことで、
社員たちが不安になっているのです。

 
 
「キャリアプランは、社員個人の問題でしょ…」

 
 
もちろん、その側面はありますが、
会社としても、ある程度の道筋を見せることは
大切になってくると、私自身は考えています。

 
 
特に、

 
 
このクライアントの場合には、
女性社員が多いです。

 
女性だから、男性だから、

 
というのは、

 
いまの時代、難しい面もありますが、
女性特有の問題も、現実的にはあります。

 
 
仕事のキャリアップだけでなく、

プライベートの充実、

ずっと働ける環境が整っていることも重要です。

 
 
ということで、

 
 
”ロールモデルとなる社員を育てていくこと”

 
 
言うは易く行うは難しですが、

たったひとり居るだけで、

職場の雰囲気は劇的に変わるはずです。

 
 
そして、

 
 
何より大切なことは、

 
 
「社長のようになりたい!」

 
 
まずは、

 
 
”経営者である、あなた自身がロールモデルになる”

 
 
ということです。

 
 
あなた自身が仕事を楽しみ、生き生きしていれば、
社員たちも希望を持てるはずです。

 
 
シンボリック経営®では、
長く愛される会社、長く続く成功を目指していますが、

 
そのためには、

 
長く働いてもらえる社員が居ることが
とても重要になってきます。

 
 
さて、

 
 
あなたの会社には、
ロールモデルとなる社員は居るでしょうか…?

 
それ以前に、

 
あなた自身がロールモデルになっているでしょうか…?

 
 
”幸せになる未来が見える”

 
いつの時代も、
社員は幸せについてくるのです。

 
 
 
 

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