91通目:自社の商品・サービスが、良いものであるか否かを、確実に知る方法。

 

「これ、いらないんだよな・・・」
先日加入した、経営者向けの情報サイトを使ってみた
私の感想です。

 
何がいらないのかと言うと・・・、

 
このサービスには、
有名経営者へのインタビュー動画があるのですが、

動画の最初に、
予告編的なダイジェストが流れることです。

 
この情報サイトは、”経営者向け”

ただでさえ、時間がない人が多い中、
最初に1分ぐらいのダイジェストを見せられるのは・・・、

私にとっては不要と思えるのです。

 
すぐにでも本題に入ってほしい。

私は、ダイジェストを飛ばしてみるのですが、
正直に言えば、それも面倒・・・。

 
制作者側は、

テレビ番組のようなつもりなのかもしれませんが、
どんな人が顧客であるのか?

これがあまり理解できていないように感じます。

 
私が思うに、

この情報サイトの顧客は、

”情報を取りに来ている”

エンタメを見たいわけではないのです。

 
まぁ・・・、

あくまで私の感想でしかないのですが・・・。

 
さらに言えば、

この情報サイトは、
求めている情報にたどり着きにくい。

2~3クリックは、
余計にしないと、たどり着けない印象です。

  
まぁ・・・、

これも、

あくまで私の感想でしかないのですが・・・。

 
ただ、

少なくても感じることは、

”この情報サイトの責任者は、この情報サイトを利用していないだろう”

ということ。

 
利用していたとしても、
それは、自分本位の利用の仕方。

”お客さま視点では、利用はしていない”

 
お客さまの気持ちになって利用していれば、
不便さに気づくと思うのです。

 
ということで、

”最も厳しいお客さまの目を持つ”

 
改めて、

この重要性を感じています。

 
もちろん、

言うのは簡単、実行するのは難しいことです。

 
どうしても、

自社の商品・サービスには、”思い入れ”があるものです。

 
しかしながら、

 
思い入れが、”思い込み”になってはいけません。

自己満足の商品・サービスになっては
ダメなのです。

 
シンボリック経営®では、
外部視点を大切にしています。

内部視点、内部志向、内部優先になると、
確実に会社はおかしくなっていきます。

 
あなたは、あなたの会社の商品・サービスを
実際に使っていますか?

 
ただ使っているだけでなく、
最も厳しいお客さまの目で使っていますか?

 
さらに言えば、

あなたの会社の社員は、
あなたの会社の商品・サービスを使っていますか?

 
その昔、

「スーパーの女」という伊丹十三監督の映画があったのですが、

その中で、

 
”そのスーパーのパートさんが、そのスーパーで買い物をしているのが、良いスーパーの証”

 
というのがありました。

 
内情を知っているが、パートさんですからね。
商品が悪ければ、買い物などしないわけです。

 
つまり、

自社の商品・サービスが良ければ、
強制するまでもなく、社員たちは利用するはずなのです。

 
利用すれば、自然と改善点も見つかり、
さらに商品・サービスが良くなる。

善循環がスタートするわけです。

  
”最も厳しいお客さまの目になること”
 
簡単ではありませんが、
お客さまに選ばれるためには、絶対に必要なことなのです。 
 

 
 
 
 

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