2022年がスタートしました!
年が明ける…、
たったそれだけで、気持ちがリフレッシュされるから不思議ですよね。
実質は、他の364日と変わらない一日ですが、
”竹は節目で伸びていく”
節目となる元旦は、人間にとって大切な一日なのかもしれません。
昔から、”一年の計は元旦にあり”ともいいます。
今年一年をどんな年にするのか?
最初にどうするかを決めることに、大きな意味があることを
昔の人は知っていたのだと思います。
一年後のイメージがぼんやりしている人は、
一年後もぼんやりしている。
一年後のイメージがはっきりしている人は、
一年後もはっきりしている。
つまり、
”一年後の自分は、いま、この瞬間の自分が決める”
一年後をコントロールするのは、
自分自身ということです。
これは、企業経営でも同じことがいえます。
経営計画がある企業と、ない企業、
どちらの未来がはっきりしているかは…、
言うまでもありませんよね。
しかし、
中小企業の多くは、
経営計画がないのが実態だと思います。
「いやいや、経営計画は、オレの頭の中にあるよ!」
そんな社長もいますが、
頭の中にあるものを文字言語化して、
はじめて意味があるのです。
なぜなら、
文字言語化することで、
はじめて、社員との共有ができる。
文字言語化することで、
達成する責任・覚悟が生まれる。
社長の頭の中だけにあったら…、
「いや~、ウソウソ。あれはナシで…」
いつでも、どこでも、簡単に撤回ができてしまいます。
ということで、
単年度の経営計画を立てるだけでも大変なわけですが、
中には、
3年・5年…、中期経営計画を立てる社長もいます。
そのときに注意してほしいのは、
たとえば、3年計画であれば、
”毎年、その1年目をやる”
ということです。
「3年計画なのに、毎年その1年目をやる…? どういうこと…?」
通常は、2年目には2年目を、3年目には3年目を、
その年度に合わせた計画の実行に動くわけですが、
これだと間違った方向に進む可能性が高いのです。
なぜなら、
”外部環境は変化するから”
今年はコロナ3年目ですが、
”コロナ前”に決めた3年計画で進めていたら、
今頃…、その会社は潰れているでしょう。
つまり、
”3年計画を毎年更新し、毎年その1年目をやる”
ということ。
勘違いしてほしくないのは、
コロコロ計画を変える、という意味ではなく、
バージョンアップしていく、ということです。
外部環境が変化すれば、
経営戦略、経営戦術は、当然ながら変わってきます。
コロナのような、大きな外部環境の変化であれば、
私が言うまでもなく、経営計画の変更をすると思うのですが、
そうでない場合は、
”3年前に決めたものを、頑なに守っている”
そんな企業があるのも事実です。
計画は、あくまで計画。
その計画は、描いた未来を実現するためにあります。
計画を守ることが目的ではありません。
ということで、
シンボリック経営®では、
【利益3倍化・100年企業をつくる】
これを目的としているので、
経営計画を立てることは必須です。
経営計画…、
つくったことがない人からすると、
難しく感じるかもしれませんが、
ある意味では、簡単です。
”周りの人たちを幸せにしながら、企業が儲かる”
そのためには、どうすればいいのか?”
これを考えるだけでいいからです。
「それが難しいんだよ!」
そんなツッコミが聞こえてきそうですが、
私が言いたいのは、形式にこだわる必要はない、
ということです。
一般的な経営計画をイメージしてしまうと、
堅い文章だったり、複雑なグラフだったり…、
そんな形式を整えることを考えてしまう人がいますが、
形式を整えることが目的ではありません。
社長の頭の中にある、やりたいことを文字言語化し、
それを社員と共有し、実現することが目的です。
そのためには、
”社長の頭の中を、引き出してもらうこと”
そして、引き出してもらうには、
”適切な質問をしてもらうこと”
適切な質問をしてもらえれば、
適切な答えをしてしまうのが人間です。
「経営計画は、オレの頭の中にある!」
この社長の考えは正しい。
あとは、誰にそれを引き出してもらうのか?
引き出してもらう人を間違ってはいけません。
たとえば、
社員から引き出してもらおうとすると、
引き出せないことがあります。
社員は、
”引き出してしまったら、めんどうなことになる…”
本能的に、それを感じているからです。
誰に引き出してもらうか?
この人選を間違えないことは、とても重要です。
ということで、
2022年がスタートしました。
あなたは、どんな計画を立てましたか?
その計画を実現するために
シンボリック経営®がお役に立てれば嬉しく思います。
みなさま、
本年もよろしくお願い致します。
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