
帝国データバンクの調査によると、
SDGs(持続可能な開発目標)に、
積極的に取り組む姿勢を示す企業の割合が、
”53.3%”
2020年の調査開始時から、
初めて減少に転じた(前年比1.2ポイント減)とのこと。
SDGsに取り組む企業が
減少に転じた理由をひと言で言えば…、
「それどころではない!」
人手不足やインフレの対応で、
余裕がなくなっている…という声が多いようです。
SDGsに限らずですが…、
”流行っては廃れる”
これが繰り返されていますよね。
ちょっと前までは、
”パーパス”
これが流行っていました。
遥か昔には、
CI(コーポレートアイデンティティ)なんていうのも
流行りましたよね。
これらが長く続かず、
廃れてしまう原因のひとつは、
「パーパスやると、儲かるらしいよ!」
そんな自分都合で始めることが
影響していると思うのです。
もちろん、儲かることは重要です。
儲からなければビジネスではない。
これも真実です。
しかしながら、
大切なことは、
”結果的に儲かる”
ということ。
お客さまや社会のために良くなることをやった結果、
儲けがついてくる。
当たり前ですが、
お客さまや社会は、
私たちの会社の儲けなんて、一切気にしていません。
「あの会社を儲けさせてやろう!」
そんな気持ちで、
商品・サービスを買う人は、ほとんどいませんよね。
身内ぐらいのものです。
お客さまのお役に立っている、
お客さまに喜ばれているからこそ、
商品・サービスの購入につながるわけです。
SDGsもパーパスも、
お客さまや社会のお役に立つことが目的であって、
「儲かりそうだからやってみよう…」
その程度の気持ちだと
継続させることは難しい。
今回の調査に協力した企業のすべてが
そうだとは思いませんが、
”結果的に儲かる”
この考えを持っているか否かの違いは、
大きいと思うのです。
ある企業の社員は言います。
「月曜日がコワイ…」
週末にセミナーで学んできた社長が、
翌月曜日に宣言する。
「これをやるぞ!」
しかし、長くは続かず、自然消滅…。
儲かると分かれば飛びつき、
流行っていると知れば飛びつき、
それに振り回される社員たちは、
たまったものではありませんよね…。
それが恐怖の月曜日。
会社を良くするためのはずの施策が、
社員のやる気を削ぐものになっていたら
笑うに笑えません。
”そもそも論と、やる覚悟”
私たち経営者は、
これを絶対に忘れてはいけないのです。
「この人は本気だ。きっとやるだろう!」
社員たちがそう感じたのなら、
半分は成功したようなもの。
あとは、粛々と実行するのみ。
ということで、
あなたは、
本気を感じさせる宣言ができているでしょうか…?
その宣言を社員たちも信じ、共有し、実現したときに、
あなたの会社は、”結果的に儲かる”企業となり、
お客さまにとっても、社会にとっても、社員にとっても、
なくてはならない存在になる。
それこそが、あなたの会社のシンボリック!
シンボリックは、あなたの本気から生まれるのです。
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