89通目:衰退する組織のつくり方。

 
「ビックリしましたよ! 〇〇(病名)って、治るんですって」
コンサルティングの休憩中に、
お客さまから衝撃の言葉が!

 
一度罹ってしまったら、
一生付き合っていく病気だと
私自身も認識していましたが、

 
どうやら、

いまは完治が可能なようです。

 
とはいえ、

私に病気の専門知識はないので、
ここでは病名は伏せます。

  
私のお客さまは、
長年その病気を患っていました。

時々発作が出ては、薬で抑える、
ということを繰り返していましたが、

先日、意を決して、
専門医のいる大学病院に検査に行ったところ、
完治の話になったとのこと。

 
その先生曰く、

 
「前の病院の処置が、ちょっとまずかったですね。

これだと、

一時の症状は治まっても、しばらくすると再発してしまう処置の仕方です

 
「あまり同業者のことを悪く言いたくはないのですが、医療は日進月歩。
研究により、新しい技術や、新しい考え方が、どんどん出てきています」

 
「技術や知識をアップデートしてかなければ、
間違った治療法を提案してしまう可能性があります。

〇〇(病名)についても、
古い知識のまま、治療しているところが、まだまだ多いですね」

 
「そういった意味でも、医療の分野は広いので、
その道の専門医による受診をおすすめします」

 
 
当たり前の話ですが、

どんな分野にも、その道のプロ。
専門家はいるわけですよね。

 
前の病院の先生も、
悪気があって、
その治療をしたわけではないはずです。

 
しかしながら、

結果的に、
良くない方向で
治療をすすめてしまっていたわけです。

 
「これは、本当に恐ろしいことだな・・・」

今回の話を聞いて、
技術・知識のアップデートをしないことの害悪を感じました。

 
もちろんこの問題は、
医師に限った話でありません。

 
命を扱う医師の場合は、
その影響の大きさは計り知れませんが、
どんなビジネスにも当てはまることです。

 
つまりは、

”自分は完璧ではない”

これを知ることが重要ということです。

 
「もっといい方法があるかもしれない」

学ぶ姿勢を忘れず、
学びを続けていくこと。

これは、言うほど簡単なことではありません。

 
人間には、

どうしても、”慢心”があるからです。

 
ちょっとうまくいったりすると、

「もうこれで十分だ。これを続けていけば一生安泰!」

そんな錯覚に陥ってしまうことがあります。

 
そうならないようにするためには、
方法はひとつではありませんが、

”ライバルをよく観察すること”

 
「いったい、どんなことをやっているのか・・・?」

手の届く、届かない存在に関わらず、
ライバルがやっていることを、よく観察するのです。

 
そうすれば、

「これは・・・うかうかしてられないな・・・」

きっと、気が引き締まることでしょう。

 
ということで、

あなた自身、あなたの会社の社員たちは、
技術・知識のアップデートをしていますか?

 
いまのままで、未来永劫安泰・・・、

そんな企業は、
この世の中にはひとつもありません。

 
シンボリック経営®では、

 
”企業の5年後を支えるのは新規事業、
10年後を支えるのはシンボリック!”

 
これを合言葉に、
学び続ける組織をつくっています。

 
学びを止めてしまったら、
衰退あるのみです。

 
ぜひとも、
目を外に向けましょう。

内部志向では、
危機感は生まれてきません!

 
 
 
 

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