「さすがのクオリティですね!」
大切なお客さまであるR社が、
クライアントから言われた言葉です。
正確には、
”○○○○クオリティ”
R社の名前を付けた造語として
言われた言葉です。
しかも、
1社ではなく、数社から。
そのどれもが、
クライアントから自然発生的に生まれた造語…
というのが、本当に素晴らしいことです。
言うまでもなく、
自らが語るクオリティよりも、
その商品・サービスのユーザーが語るクオリティの方が、
何百倍・何千倍・何万倍と説得力がありますよね。
そのうち、
”○○○○クオリティ”
という言葉は、独り歩きを始めるでしょう。
「R社であれば、間違いない!」
「この問題を解決できるのは、R社しかいない!」
「さらに良くするために、R社に相談してみよう!」
R社の業界内での評判が、
さらに高まっていくのが目に見えるようです。
ここで、
クオリティについて考えてみましょう。
クオリティは、
他社との差別化要因のひとつです。
私たちが、
商品・サービスを利用するときには、
意識する、しないに関わらず、
QPSで比較をしています。
QPSとは、
・Quality(クオリティ:品質)
・Price(プライス:価格)
・Service(サービス)
のことで、
いずれも他社との違いを現す、
差別化要因になっています。
ここで大切になってくるのが、
企業の方向性です。
・どの品質を目指すのか?
・どの価格帯を目指すのか?
・どの客層をメインターゲットにするのか?
品質であれば、
高品質だけが、正解ではありませんよね。
普通の品質で、普通の価格というのも正解です。
つまり、
企業の方向性によって、
たどり着くべき正解が変わってくるわけです。
先のR社の場合は、
高品質を目指していました。
独自の基準を持ち、
言われたことだけをやらない。
もっと良くなる提案を、ビシバシやっていきます。
これは、いいことだけではありません。
中には、その提案を理解できないクライアントもいるのです。
理解できないクライアントからは、
「余計なことをせず、言われたことだけやっていればいい」
そんな対応をされることもありますが、
R社はブレません。
もちろん、
その時々で考え、悩み、
時には、悔しい思いをすることもあります。
しかし、
それらを乗り越えて、
高品質を目指してきた結果が、
”○○○○クオリティ”
クライアントが認める高品質に
つながっているのです。
ちなみに、
R社は、創業して10年。
10年が早いか、遅いか、
その感覚は人それぞれですが、
確実に言えることは、他社との差別化は、簡単ではないということ。
時間と労力が掛かるのです。
いずれにしても、
他社との差別化を図るためには、
企業の方向性があってこそ。
「ここまで行くんだ!」
このゴールを持っていなければ、
明確なQPSは打ち出せず、
中途半端なものになっていきます。
あなたの会社の方向性はどうなっていますか?
その方向性から考えるQPSはどうなりますか?
もし、答えに詰まるようなら、
一度じっくり考えてみましょう。
シンボリック経営®では、
これらのことも、じっくり考え、文字言語化していきます。
その過程が、会社の未来を変えるシンボリックを生み出すのです。
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