39通目:”道の先を知っている”、いまの延長線に理想はあるのか?

 

”小さなことからコツコツと”
物事を成功させるための常套手段ですが、
変化の激しい時代では、
その前に、必ず付けなければならない言葉があります。

 
それが、

”理想から逆算して”

理想から逆算して、小さなことからコツコツと。
ただ単純に積み上げていても、
理想には届かない。

 
もっといえば、

”理想に乗り遅れる”

どういうことか…?
簡単に貯金で考えてみましょう。

 
Aさん:毎月1万円貯金する。

Bさん:毎月8万4千円貯金する。

実は、この2人の目標(=理想)は同じでした。

 
それが、

”10年後に1千万円貯める”

毎月コツコツと貯金をしている2人ですが、
目標を達成するのは…、

当然ながらBさんですよね。

Aさんは、
10年続けても、120万円にしかならないのです。

 
まぁ…、

これは単純な計算で分かる話。
誰でも分かる、笑い話にもならない話ですが、
これが、ビジネスの話となると…、
 
Aさんと同じように、
一生懸命に、ただ積み上げてしまうケースがあるのです。

積み上げている…という

やっている感が、
目を曇らせてしまうことがあるんですよね。

 
そして、

もうひとつ大切なことは、

”理想は変わる”

ということ。

 
10年後に1千万円だった目標(=理想)は、
事情が変われば、金額は変わります。

 
仮に、

5年経過時点で、
目標(=理想)が2千万円に変わったとしましょう。

5年で、約500万円貯めたBさんも、
毎月の貯金額を、約25万円にしなければ
目標は達成できません。

8万4千円を貯め続けたとしても、

”理想からは乗り遅れる”
 
 
こんな当たり前の話も、
自身のビジネスのこととなると…、

よく分からなくなってしまうから
不思議なものです。

 
ここで、
改めて考えてみましょう。

 
1.あなたのビジネスにおける、10年後の理想は何か?

2.そこから逆算して、現在やるべきことは何か?

3.今のまま積み上げて、本当に理想に届くのか?

 
これらは当たり前のことかもしれませんが、
これらを真剣に考えることが、
とても重要なことなのです。

 
考えがまとまっていない場合は、

いますぐ、
紙とペンをもって、
ひとりになれる空間に閉じこもりましょう。

 
ひとりになって、
真剣に、じっくり考える。

そのときは、パソコンではなく、
紙にペンで書きましょう。

脳から伝達をダイレクトに
自由は発想で書くということです。 

 
そして、もうひとつ。

理想を達成するために有効な手段が、

”道の先を知っている人の力を借りる”

ということ。

 
カーナビが便利なのは、
言うまでもなく、

”道の先を知っているから”

ですよね。

 
道の先を知っている人がいれば、
目的地にたどり着く可能性が高まるのは
至極当然の話です。

 
”道の先を知っている”

それは、

先輩経営者かもしれません。

導いてくれる本かもしれません。

セミナーや勉強会もあるかもしれません。

 
あるいは、

私のようなコンサルタントかもしれません。

 
いずれにしても、

道の先を知っている何かを手に入れることで、
あなたの理想は確実に近づいてくるでしょう。

 
大切なことなので、
まとめます。

 
「現在こうしているから、10年後はこうなる」

ではなく、

「10年後はこうなるために、現在、これをやらなければならない」

  
ただ積み上げるのではなく、”理想からの逆算”

逆算経営をしない限り、”理想から乗り遅れる”

 
10年後を変えるのは、”いま、この時”

さぁ、
あなたは、どう動きますか?

 

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