「次のナンバーは、ちょっとアレンジしてみました」
好きなアーティストのライブに行って、
このセリフを聞くと、ちょっとイヤな予感がします…。
「そのままの原曲で聴きたかったのに…」
楽しみにしていたナンバーが、
アコースティックバージョンになっていたりすると…、
それはそれで、
特別なことではあるのですが、
ちょっと複雑な気分になってしまいます…。
このアレンジ問題、
一説には、
アーティスト側の、
”飽き”
これが原因の場合もあるようなのです。
アーティスト側では、
何百回、何千回と演奏しているわけですから、
「ちょっと変えたい…」
この気持ちも分かりますよね。
ヒット曲なら、尚更です。
もちろん、
「違うバージョンも楽しんでもらいたい!」
そんなサービス精神でのアレンジという場合も、
たくさんあるとは思いますが、
ちょっと考えてしまうこともあります。
それは、
”ファンが本当に聴きたいのは何か…?”
これを考えているのかということ。
この問題は、
企業経営にも同じことがいえますよね。
それは、
”うまくいっているものを変えてしまう”
ということ。
いわゆる、
”改悪”
ですね。
みなさまも、
ユーザーとして
思い当たるサービスがあるのではないでしょうか。
私は、いくつかあります…。
この改悪が起きる原因にも、
”企業側の飽き”
これがあるではないかと思っています。
つまり、
お客さま視点ではなく、
企業視点(自己都合)での変更ですよね。
以前、
あるサービスの変更があり、
操作方法等が分からず問い合わせたときには、
現場の人たちでさえ、
憤っていることがありました。
「上が勝手に変えてしまって、
本当に迷惑しています」
ユーザーにそれを言っては…、
そう思いながらも、
本音を聞けた感じがしました。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!
現場で起きてるんだ!」
有名映画のセリフが頭に浮かんでくるようでしたが
このケースも、
お客さま視点がないことの表れだと思うのです。
大切なことは、
”お客さまに、徹底的にこだわること”
そうすれば、
お客さまが満足しているものを
悪い方に変えてしまう…、
なんてことはなくなると思うのです。
言い方を変えれば、
お客さまにこだわっていなければ、
お客さまの気持ちが分からず
うまくいっているものさえも
変えてしまう。
”If it ain't broke don't fix it”
壊れていないものは直すな!
うまくいっているものは、変えてはならない。
そんな格言もありますが、
壊れているか否かの判断は、
お客さま視点で考えることです。
飽きてきたから変える、
そんな自分都合はやめましょう。
ということで、
”お客さまに徹底的にこだわること”
これが大切なことです。
そして、
最後にもうひとつ…、
曲のサビで、
観客にマイクを向けるのも…、
ちょっと複雑な気分になってしまいます…。
ところで、
あなたには、どんなガッカリがありましたか…?
そのガッカリが、
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