109通目:リフレッシュされた気持ちは、最大限に活用すること。

 

「今年こそは!」
年が変わると、気持ちがリセットされ、リフレッシュされる。
いつの時代も、これだけは変わらないようです。

 
2024年がスタートして、早10日。

大切なことは、

この気持ちを、いつまで持ち続けることが出来るのかということ。

 
いまはまだ、

新鮮な気持ちを保てている時期かと思いますが、

 
1ヶ月後、2ヶ月後・・・、

 
果たして、保てているのか・・・?

 
人生においては、

意外に重要なポイントだったりします。

 
 
たとえば、

 
年始には、
新たな目標を掲げた人も多いかと思います。

 
その目標達成の鍵のひとつが、

 
「今年こそは!」

 
という、この気持ち。

 
逆に言えば、

 
この気持ちを忘れてしまうと、
目標の達成は難しくなる。

 
なぜなら、

目標達成が出来ない一番の原因は、

  
”目標自体を忘れてしまうから”

 
年始に掲げた目標を忘れずに、

 
「今年こそは!」

  
この気持ちを保つことが出来れば
目標達成に自然と近づくわけですよね。

 
経営者としても、
このことは、とても重要です。

 
多くの会社では、

経営者の年始の挨拶から
仕事始めになるかと思いますが、
このとき、何を話すのか・・・?

 
目の前にいるのは、
年が変わり、
リフレッシュされた気持ちの社員たちです。

 
言葉を選ばすに言えば、

 
「今年は頑張るぞ!」

 
そう思わせる大チャンスなわけですよね。

 
しかしながら、

 
せっかくのその大チャンスに、

ノープランで、

当たり障りのない、

 
「あけましておめでとうございます。
今年も頑張りましょう」

 
そんな、

行き当たりばったりで
簡単に済ませてしまう人が
意外と多いような気がしています。

 
これでは、

せっかくのリフレッシュされた気持ちが
もったいない!

 
つまり、

 
話すことを考えて、
しっかりと練習して臨むことが大切なのです。

 
そのときには、

言うまでもなく、

 
”社員に伝わるように話す”

 
このことを忘れてはいけません。

   
具体的には、

 
自分が知っていることではなく、
相手が知っていることを起点に話す。

 
昔の校長先生のように、
長々と話すのではなく、
簡潔に明確に話す。

 
ストーリーで話す。

  
何かに例えて話す。

 
象徴的なワードをつくる。

 
これらはすべて

シンボリック経営®で取り組んでいることですが、

ひとつでも、ふたつでも、

社員の印象に残る話をするのです。

 
それでも
忘れてしまうので、
事あるごとに、この話を繰り返す。

 
その昔、

私が勤めていた会社では、
年始に、今年のスローガンの発表がされていましたが、
それっきりでした・・・。

 
これだと、

当然ながら、忘れます・・・。

 
人間は忘れる生き物。

忘れないようにするためには、
反復しかないのです。

 
とはいえ、

 
そもそもの経営者の話が
分かりづらい、難しいことだったら、
いくら反復しても、入ってこないでしょう。

 
ということで、

 
経営者として必要な能力のひとつには、

 
”スピーチ力”

 
これがあると考えています。

 
そしてこれは、
練習で伸びます。

  
もちろん、
才能という要素もあるかもしれませんが、
練習すれば確実に伸びます。

スマホに自身のスピーチを録音し、
何度も何度も聞き直し、
改善していきましょう。

 
もしも・・・、

 
「年始の挨拶で失敗した・・・」

 
そんな方がいても大丈夫。

社員の気持ちがリフレッシュされるのは、
年始だけではありません。

 
たとえば、”4月”

 
学校生活で慣れた、
4月スタートという感覚は、
いまでも心の中にありますよね。

 
そのときのために、
しっかりと考えて、練習しておきましょう。

 
いいことを言おうとする必要はありません。

経営者であるあなたの考えを、
社員に理解できるように話せばいいのです。

 
さて、

 
あなたは、
どんな話をして
リフレッシュされた社員の気持ちを
動かしていきますか・・・? 

 
 
 
 

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