102通目:逆境・順境を活かす方法。

 
「このことに意味があるということでしょう」
成功しているお客さまのほとんどが、
口にする言葉です。

 
起きてしまった事象に
悪い意味で引っ張られず、

まずは素直に受け入れ、
その意味を考え、
具体的な行動する。

  
昔から、

 
”神は、乗り越えられる試練しか与えない”
 
 
なんて言葉があります。

 
きれいごとにも聞こえてしまいますが、

大切なことは、

 
”考え方”

 
どう考えるかが、
とても重要だと思うのです。

 
起きてしまったことを
いつまでもぐちぐち言って、
周りを非難し続けることも出来る。

 
起きてしまったことを
素直に受け入れ、
改善のために具体的に動くことも出来る。

 
どちらの行動を取るかは、
言うまでもなく自分次第。

 
そのときに、 

 
”神は、乗り越えられる試練しか与えない”

 
この考え方が頭にあれば、

スムーズに、
後者の行動を取ることが出来ると思うのです。

 
もちろん、

口で言うほど簡単なことではありません。
愚痴を言いたくなるのも人間です。

 
しかしながら、

 
”前向きなところにしか、答えはない”

 
どれだけ早く
頭を切り替えられるかが
経営者に求められるスキルのひとつだと考えています。

 
経営の神様である松下幸之助さんは
次のように言っています。

 
「逆境は尊い。
しかしまた順境も尊い。

要は逆境であれ、順境であれ、
その与えられた境涯に
素直に生きることである。
謙虚な心を忘れぬことである。

素直さを失ったとき、
逆境は卑屈を生み、順境は自惚れを生む。
逆境、順境そのいずれをも問わぬ。

そのれはそのときの
その人に与えられた一つの運命である。
ただその境涯に素直に生きるがよい」

 
良いことも、

悪いことも、

素直であるか否かで
人生に与える影響が変わってくるのです。

 
先日も

あるお客さまで
社員の退職問題がありました。

  
経営者であればよく分かると思いますが、
社員の退職は、精神的に来るものがあります。

それが、
目を掛けてきた社員となれば尚更です。
 
 
しかしながら、

そのお客さまは、
他責ではなく、自責

 
”なぜこうなってしまったのか・・・?”

採用の基準、考え方、
社員の育成方法など、
すべてをゼロベースで見直しています。

 
もちろん、

誤解を恐れずに言えば、
どんなに対策をしたところで
人は辞めるものです。

 
今回の件でも、

「うちには合わなかったのね」

その一言で片付けようと思えば、
片付けられたわけですが、
お客さまは動きました。

 
そこには、
採用の間違いがあれば、
会社側・社員側、お互いに不幸になる。
こんな思いがあったからです。

 
いま、求める人材の明確化を
シンボリック経営®の導入で
改めて考えています。

 
ということで、

 
”まずは受け入れること”

 
素直な心で物事を捉えることが
善循環の始まりです。

 
さて、

 
これから起きる出来事は、
あなたにとって、どんな意味があるのでしょうか・・・?

まずは、素直な心で受け入れてみましょう。

 
 
 
 

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