「ホント、いろいろなことが起こりますね…」
思わぬトラブルに見舞われたY社長。
起業人生というのは、山あり谷あり。
すべてがうまくいくということは、まずありません。
あるデータによると、
10年後の企業生存率は…、
”6.3%”
数多くの経営に携わっていると、
「そりゃそうだ」
妙に納得してしまいます。
ある銀行員から聞いたところによれば、
融資で重要視されるひとつが、
”社歴”
長く続けている、続けられるということは、
それだけ修羅場をくぐり抜けてきている証でもあります。
もちろん、
長くやればいいってものではありませんが、
ひとつの指標にはなりますよね。
その一方で、
儲かっていないのに、
なぜか生き残り続けている
”ゾンビ企業”
これがあることも事実ですが、
帝国データバンクの調べによれば、
7年ぶりに減少。
インフレによるコスト増などに対処できず、
淘汰が始まったものと思われます。
利上げによる金利のある世界になれば、
淘汰のスピードは速まるでしょう。
ということで、
いまが順風満帆でも、
一寸先は闇…かもしれません。
少なくても、
未来永劫うまくいことは絶対にない。
危機は必ずやってくるのです。
では、
必ずやってくる危機と、
どう向き合えばいいのか…?
答えはひとつではありませんが、
ひとついえることは、
”自分でコントロールできることに集中する”
ということ。
たとえば、
あまり考えたくはありませんが、
南海トラフ巨大地震の30年以内発生確率が、
80%程度に引き上げられましたよね。
地震自体は、どうすることも出来ませんが、
その準備は、いかようにでもなるはず。
食料を備蓄したり、
蓄電池を準備したり、
ベットの横に靴を置いたり、
家族の集合場所を決めたり…、
やれることはたくさんあるはずですが、
いったいどれだけの人が準備しているのでしょうか…?
自戒を込めて…。
企業経営においても同じことで、
危機になってから考えても遅い、
いまのうちから準備しておくべきことがあります。
たとえば、
・資金繰り問題
・後継者問題
・企業連携問題
そして何より、
”社員との関係性問題”
いざ危機になったときに、
沈みゆく船から逃げるネズミのように、
我先にと社員が去っていくようでは、
どうにもなりませんよね。
「頼む! 一緒に踏ん張ってくれ!」
あなたのひと言で、
社員が踏ん張ってくれる。
そんな関係性を築いていく必要があるわけですが、
もちろん簡単ではありません。
一日一日の地道な積み重ねが必要です。
そのときに大切なことは、
”指揮官先頭”
社長自らが先頭に立って、
手本になる必要があります。
そして、
”絶対に守る!”
その覚悟を示すことです。
経営の名著、
ビジョナリーカンパニーには、こんな一節があります。
「幸福の女神は、どこまでもねばり抜く者にほほえむ」
いい意味で、諦めの悪さも重要なのです。
ということで、
あなたは、危機に備えて準備していますか…?
そして、
いざ危機になったとき、
あなたの社員は一緒に踏ん張ってくれるでしょうか…?
すべては、
どれぐらい会社のことを、社員のことを考えているか、
想いの量に比例します。
あなたも、
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