125通目:仮説はどこから来るのか?

B!

 
「新規事業って、いったいどうすればいいんですかね…」
突然ざっくばらんな問いかけをして来るT社長。

 
  
シンボリック経営®のひとつの考え方は、

 
 
”5年後を支えるのは新規事業、
10年後を支えるのはシンボリック!”

 
 
象徴で経営を変えることを目指していくシンボリック経営®ですが、
企業を象徴するシンボリックというのは、そう簡単には出来ません。

 
 
苦労の末、

 
 
やっとシンボリックが完成したときには

 
 
”企業が傾いていた…”

 
 
これでは、
笑い話にもなりませんよね。

 
 
つまり、

 
 
シンボリックをつくるとともに、

 
  
”いまの事業をどうしていくのか…?”

 
 
これを並行して考えていくことが重要なわけです。
 

 
 
”現状維持は衰退の始まり”

 
 
いまのまま事業を続けていけば、
未来永劫安泰という企業は、
ほぼありません。

 
世の中の変化に合わせて、
いまの事業を変化させていかなければ
生き残るのは難しい。
ビジネスは、甘くないのです。

 
 
では、

  
 
いったいどうすればいいのか…?

 
答えはひとつではありませんが、

 
大切なことは、

 
 
”仮説を持つこと”

 
 
「これがこうだったら、どうだろうか…?」

 
あるいは、

 
「これがこうでなかったら、ほかに何があるだろうか…?」

 
 
世の中すべての新規事業は、
仮説から始まっているといっても過言ではありません。

 
 
では、

 
 
その仮説はどこから出てくるのか…?

 
 
それは、

 
 
”ビジョンと理解から出てくる”

 
 
「こういう世の中をつくりたいんだ!」

 
そんな自らのビジョンと、

 
 
「世の中の動きがこうなってるから、次はこうなるだろう」

 
自らの理解

 
 
この2つをどれぐらい持っているかで、
仮説の量は変わってきます。

 
 
とはいえ…、

 
 
これも、

 
言うのは簡単、実行するのは難しい。
コツコツとやっていくしかありません。

 
 
ビジョンでいえば、

 
・価値観

・絶対に譲れないこだわり

・いまのビジネスを始めた理由

 
などを深堀して、

  
「自分の目が黒いうちには絶対に変えない!」

 
そんなものを文字言語化していく必要があります。

 
 
理解であれば、

 
・世の中の動き(景気・経済・法律など)

・人々の趣味嗜好の変化

・業種・業界の動向

 
これらを知る必要があります。

 
 
いずれにしても…、

 
 
簡単に出来ることはひとつもなく、

コツコツ・コツコツ、

日々の積み重ねが大切になってくるわけです。
経営って、ホントに大変ですよね…。

 
 
しかし…、

 
 
だからこそのチャンス!!!

 
 
多くの人は、
この大変さから逃げてしまいます。

 
現に、

 
ビジョンやミッション、経営理念などがない会社、

 
あるいは、

 
あるにはあるけど、絵に描いた餅状態の会社…、

 
そんな企業は、
世の中にはたくさんあります。

 
 
ということで、

 
 
あなたの会社では、仮説を立てていますか…?

 
仮説は、ビジョンと理解から出てきます。

  
もし仮説が出てこない場合には、
これらを見直してみると良いかもしれません。

 
 
 
 

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