123通目:その次の悩み、考えていますか…?

B!

 
「次の提案をしてきました。いい感触でした!」
そう話すE社長。

 
E社長の会社では、
ある健康食品の製造・販売を行っていますが、

これまで新規展開については、
あまりうまくいっていませんでした。

 
 
いい商品をつくっているのに、
思うように売れない…。

 
 
志の高い経営者であればあるほど、
この悩みは多いような気がしています。

 
 
確かに、

 
お客さまアンケートの結果を見ても、
E社長の商品は、お客さまに喜ばれています。

 
 
ではなぜ、

思うように売れていないのか…?

 
 
答えはひとつではありませんが、

私が思うに、

 
”手を広げ過ぎたこと”

 
といっても、

 
これは、販売戦略の話。

 
 
あれもこれも…、

 
 
すべてを売ろうとして、
ヒト・モノ・カネが分散。

 
結果として、

 
どれも中途半端になってしまったのではないか…?

 
そう考えていました。

 
 
その一方で、

 
 
商品戦略については、
お客さまの悩みの変化に合わせて、
充実したラインナップになっていました。

 
 
この状況を打開するべく、
相談を受けたわけですが、
私の答えは、すぐに出ました。

 
 
それは…、

 
 
販売戦略については、

 
”象徴的な商品ひとつに絞ること”

 
E社長の会社は、
中小企業です。

 
すべての商品に力を入れて、
販売戦略を実行できるような財務力は、
残念ながらありません。

勝負するためには、絞る必要があるのです。

 
 
とはいえ…、

 
 
絞るというのは、
勇気がいることでもあります。

 
絞った結果、

 
それが売れなければ、
死活問題になるからです。

 
 
ですが、

 
 
私自身は、
いい意味で、楽観的でした。

 
 
なぜなら、

 
商品ラインナップが充実していたからです。

 
 
お客さまの悩みは、
ひとつではありません。

 
 
悩みAが解決したら、悩みBが…、

 
悩みBが解決したら、悩みCが…、

 
 
E社長の会社の取扱商品は、健康食品ですから、
お客さまの年齢の変化とともに、
悩みが増えることはあっても、
減ることはほぼないのです。

 
 
つまり、

 
 
会社を象徴する、
一番推したい商品を売り、買ってもらう。

その商品に効果があれば、
信用が積み上がり、
次の商品も買ってもらえる。

 
いわゆる、

 
 
”フラッグシップ戦略”

 
 
ですよね。

 
E社長の場合は、
お客さまの未来をしっかりと考え、

 
「この悩みの次はこれが、その次はこれが…」

 
この考えの元、

商品ラインナップを充実させていたこともあり、
象徴的な商品に絞ることで、販売戦略がうまくいきはじめて、
冒頭の言葉につながりました。

 
 
ところで…、

 
 
あなたの会社を象徴する商品・サービスには、
どんなものがありますか…?

 
 
そして、

 
 
その商品・サービスに、資源を集中していますか…?

 
 
大企業であれば、
すべての商品・サービスに力を入れることは可能ですが、
中小企業の場合は、ほぼ出来ません。

 
 
つまり、

 
 
お客さまの未来をしっかりと考え、
商品・サービスのラインナップを充実させ、

 
そのうえで、

 
販売戦略は、
あなたの会社を象徴する商品・サービスに、
集中する。

 
これがとても大切になってくるわけですよね。

 
 
いま一度、

商品戦略、販売戦略を見直してみましょう。

 
 
あなたの会社では、
どの商品を推していくのが、利益最大化につながりますか…?

 
 
 
 

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