77通目:うまくいかない経営戦略の出発点とは。

B!

 
「経営戦略の元は、機能なんですよね」
シンボリック経営®コンサルティングで
私がお伝えすることのひとつです。

 
経営戦略を考えるとき・・・、

 
多くの人は、
こうありたいという未来を思い描き、
考えていきます。

 
そして、

未来から導き出した経営戦略を元に、
この経営戦略を実現するためには
どんな機能が必要か・・・?

 
経営戦略 ⇒ 機能

こう考えるわけですが、
これだと、
絵に描いた餅に終わる可能性が高くなります。

 
なぜなら、

”いまはまだ、手にしていない機能”

これが出発点だからです。

 
たとえば、

昨今話題となっている人工知能(AI)。

徐々に身近にはなってきていますが、
本当の意味でAIを理解し、
使いこなすまでになっている人は、
果たしてどれぐらいいるのでしょうか・・・?

 
そんな人が、
AIを駆使した経営戦略を立てたところで・・・、

いつの間にか忘れ去られる可能性が高いことは
容易に想像がつくのではないでしょうか。

 
つまり、

経営戦略を考えるときは、”二方向から”

  
ひとつは、
いまある、いま持っている機能から優位性を実現し、
戦略につなげる。

言い方を変えれば、短期的な戦略。

 
そして、

もうひとつは、
いまはまだ持っていない機能から
戦略を考える。

言い方を変えれば、長期的な戦略。

 
近い未来と、遠い未来の二方向から考えて
戦略に落とし込む。

シンボリック経営®においては、
この考え方が、とても大切だと考えています。

 
自分の理想が詰め込まれた絵に描いた餅は、
確かに気持ちがいい。

完成した段階では満足度も高いのですが、
時間の経過と共に、
”現実”が迫ってきて・・・。

やがて・・・、

「経営戦略なんて、意味ないよね・・・」

 
そんな人は
意外と多いのではないでしょうか。

 
ということで、

まずは、
いまある機能、
いま持っている機能を洗い出してみましょう。

 
たとえば、

・コスト管理がしっかりしている。

・販売予測が正確。

これらも立派な機能です。

 
当たり前すぎて、
見逃されている機能があるというのが、
多くの企業と接してきた私の感想です。

 
さて、

あなたの会社には、
どんな機能がありますか?

 
それらの機能からは、
どんな経営戦略が考えられますか?

絵に描いた餅ではない
本当に役立つ経営戦略を考えてみましょう。 
 
 
 

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