176通目:仕事の依頼が減る、本当の理由。

B!

 
「不思議なもんで分かるのかなぁ…、金のためにやってるって。
依頼が減って来るんだよ…」

 
私と同世代(50代)が主人公のドラマ「ラムネモンキー」で、
借金に追われ、お金のために仕事をしていた映画監督のセリフです。

 
 
なかなか…、深いセリフです。

 
 
お金は大事。

お金がないと不便。

お金があれば、悩みのほとんどは解決されるという現実…。

 
 
しかしながら、

 
 
お金が目的になると、うまくいかなくなる。
これもまた真実。

 
”お金を追うな、仕事を追え!”

 
師匠から教えてもらった言葉ですが、
いい仕事をした結果、儲かる。

 
いわゆる、

 
”先義後利”

 
利益よりも、
人としての道義・道理を優先することで、
利益は後からついてくる。
この考え方が大切ということですよね。

 
 
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、
お客様のため、社会のためにビジネスをしていれば
間違えることはない。
よく考えれば当たり前のことですよね。

 
 
この映画監督は、こうも言っています。

 
 
「気がつくとさ、
何がつくりたいか分からなくなってるんだよ」

 
 
お金のために仕事をした結果、
自身の方向性も見失ってしまった…。

 
これが、

 
”資金繰り第一のコワさ”

 
この映画監督も、
もともとは夢があったわけです。

お客さまに喜ばれる作品をつくりたい。
企業でいうところの

 
”お客さま第一”

 
しかし、

 
お金がなくなり、心の余裕がなくなり、
資金繰り第一になってしまうと
理想は忘れ去られてしまう…。

 
 
”とにかくお金のために仕事!、仕事!”

 
 
その結果が冒頭のセリフ。
仕事の依頼は減り、悪循環に突入…。

 
つまり、

 
”理想だけでもダメ、お金だけでもダメ”

 
言うまでもなく、
このバランスを保つことが大切なんですよね。
 
 
 
稲盛和夫さんの有名な経営12カ条でも、
最初に挙げられているのは、

 
”事業の目的、意義を明確にする”

 
何のために、このビジネスをやるのか…?
ミッション・ビジョンなどの理想ですよね。

 
 
これが、

 
「自分の生活を豊かにするため!」

 
目的は目的でも
こんな目的だったら、誰にも相手にされない。
お客さま第一が求められるのは至極当然の話です。

 
 
そして、

 
 
その理想を実現するために、

 
”売上を最大に伸ばし、経費を最小限に抑える”

”値決めは経営”

 
稲盛和夫さんの経営12カ条では、
現実的なことも挙げているわけです。

 
 
簡単に言えば、

 
”私利私欲をなくす”

 
言うのは簡単、
実行するのは、本当に本当に本当に…難しい…。

 
 
2026年も、早1ヶ月が過ぎようとしています。
ここで改めて考えてみましょう。

 
「資金繰り第一で、ビジネスをしていませんか…?」

 
それはやがて、”バレます”

 
 
資金繰りの極意は、

 
”資金繰りを考えなくていいキャッシュを確保すること”

 
私のオススメは、

  
”資金がボトムのときにでも、月商2ヶ月分のキャッシュを確保する”

 
もちろん簡単なことではありませんが、
まずは意識することです。

 
 
若かりし頃の稲盛和夫さんは、
松下幸之助さんの講演を聞きに行ったことがあるそうです。

 
松下さんの経営理論のひとつが、

 
”ダム経営”

 
ダムのように、
お金や人材、設備に余裕を持って経営をする、
ということですが、

その話を聞いた聴衆のひとりが、
松下さんに質問しました。

 
 
「あなたのような大企業なら、ダム経営ができるとおもいますが、
中小企業では難しい。どうしたらお金が貯まりますか?」

 
 
その質問に対する経営の神様の答えは…、

 

「ダムをつくろうと、強く思うことですな」 

 
多くの聴衆は、その答えにガッカリしたそうですが、
稲盛和夫さんだけは違ったのです。

 
「つくろうと思うことか…」

 
やはり、成功する人は素直。
それからの稲盛さんは、
ダムをつくろうと強く思い、常に意識して行動。

 
その結果が、

 
年商1兆円を超える京セラグループをつくり、
経営破たんしたJALを救ったわけです。

 
 
ということで、

 
 
まずは、

自社の現状をチェックしてみてください。

資金繰り第一が、あなたの会社の象徴になってしまったら…、

そこから抜け出すのは容易なことではありません。

 
”何事も、着手は早い方がいい”
 
これが鉄則です。

 

 
 
 
 

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