二極化が進む時代、
あなたの会社はどちらに進むべきなのか…?
何の話かというと、
”職場でのコミュニケーションについて”
スターツコーポレーション傘下で、
法人向け不動産サービスを手掛ける
スターツコーポレートサービスの調査によると、
20代以下の会社員の6割超が、
別の世代の同僚とコミュニケーションを取りたがっているとのこと。
この傾向は、
年代が上がるについて、低下傾向。
30代では、”48.1%”
40代では、”57.3%”
50代では、”47.8%”
辛うじて、40代は過半数を超えたものの
個人的には意外な結果でした。
まぁ、これは昨今の風潮もあるのかもしれませんね。
本心では、部下とのコミュニケーションを望んでいたとしても、
何らかのハラスメントに抵触して、問題になるのではないか…、
そんな不安が、もしかしたらあるのかもしれません。
ということで、
この調査では、
職場でのコミュニケーションを欲している20代が多かったわけですが、
その一方では、
”コミュニケーション不要!”
そんな人がいるのも、事実ですよね。
最近でも、
「挨拶しない事由があるのではないかと思っています」
こんな発言で炎上していた人もいましたよね。
では、
”あなたは、どちらを望むのか?”
これをまず、はっきりさせることが重要です。
これをはっきりさせれば、採用の間違いも、きっと減るでしょう。
長く続く成功、
長く愛される会社を目指しているシンボリック経営®では、
もちろん、
”コミュニケーション重視!”
その方法はひとつではなく、いくつもあると思いますが、
まず、経営者であるあなたが出来ることは、
”笑顔を心掛けること”
話しづらい職場、話しづらい社風が出来上がる最大の原因は、
”上に立つ者が笑っていないこと”
難しい顔をしていることが、威厳につながる…、
そんな考えの人もいるようですが、
壁をつくるだけです。
壁をつくるだけならまだしも、
社員が、上司の顔色を伺うようになり、
「怒られないように…」
ただこれだけを考えるようになったら、
組織は弱体化していくでしょう。
本当に危険です。
そうならないためにも、
まずは、”笑顔”
そして、
相手の顔を見て、
相手の名前を呼び、
挨拶を忘れず、
自分から声を掛けること。
この行動が、
職場を変え、社風をつくるのです。
ただし、
注意しなければいけない点があります。
それは、
”会社は、仕事をするところ”
この原点を忘れないことです。
つまり、
”和気あいあいではなく、切磋琢磨の環境をつくること”
時として、
コミュニケーションを重視し過ぎると、
職場の空気が緩むことがあります。
たとえば、
コミュニケーション促進のひとつであり、
会話の潤滑油となる雑談も、
規律なく、無制限に認めると、
意味もなくダラダラと続け、
単なる時間潰しに使われる可能性もある。
雑談は、放っておくと、ただの雑音になる、
ということですね。
大切なことは、
”規律の中の自由”
よく宴会なんかで、
「今日は無礼講だ~!」
なんていう場面がありますが、
それは絶対にやらないこと。
たとえ宴会であっても、規律を守る。
規律の中の自由ということを社風にするのです。
そのためには、
経営者であるあなた自身が、規律を守ること。
これが絶対条件です。
規律のないコミュニケーションは、
馴れ合いを生むだけ。
たとえば、
名前の呼び方ひとつとっても注意が必要です。
コミュニケーションを図るために、
ニックネームで呼び合う職場もありますが、
仲良くなる反面、馴れ合う確率も高くなります。
そうならないためにも、
繰り返しになりますが、
”会社は、仕事をするところ”
この原点を忘れないことです。
誤解を恐れずに言えば、
職場は、友達づくりの場ではない。
無制限な自由は、勘違いを生み出すこともあります。
あくまで職場は、
”仕事を通して成果を出す場所”
であり、
そのための切磋琢磨の文化がなければ、
”組織は弱体化する”
コミュニケーションが必要だからといって、
コミュニケーションを重視するがあまり、
”間違ったことをしても叱れない”
そんな空気感になったら最悪です。
極論すれば、
”仕事をやりたい人が、思いっきり仕事が出来る”
逆に、
”仕事がしていない人が、居づらくなる”
そんなコミュニケーションが大切なのだと思います。
さて、
あなたの会社のコミュニケーションには、
規律がありますか?
まずは指揮官先頭で、
経営者であるあなた自身が規律を守り、
笑顔を心掛けてみましょう。
きっと、
意味のあるコミュニケーションが増え、
切磋琢磨の社風が生まれるはずです。
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