154通目:あなたが話しかけられない理由。

B!

 
二極化が進む時代、
あなたの会社はどちらに進むべきなのか…?

 
 
何の話かというと、

 
”職場でのコミュニケーションについて”

 
スターツコーポレーション傘下で、
法人向け不動産サービスを手掛ける
スターツコーポレートサービスの調査によると、

20代以下の会社員の6割超が、
別の世代の同僚とコミュニケーションを取りたがっているとのこと。

 
 
この傾向は、

 
 
年代が上がるについて、低下傾向。

 
30代では、”48.1%”

40代では、”57.3%”

50代では、”47.8%”

 
辛うじて、40代は過半数を超えたものの
個人的には意外な結果でした。

 
まぁ、これは昨今の風潮もあるのかもしれませんね。

 
本心では、部下とのコミュニケーションを望んでいたとしても、
何らかのハラスメントに抵触して、問題になるのではないか…、
そんな不安が、もしかしたらあるのかもしれません。
 
 
ということで、

 
 
この調査では、
職場でのコミュニケーションを欲している20代が多かったわけですが、

 
その一方では、

 
 
”コミュニケーション不要!”

 
 
そんな人がいるのも、事実ですよね。
 
最近でも、
 
 
「挨拶しない事由があるのではないかと思っています」
 
 
こんな発言で炎上していた人もいましたよね。
 
 
では、
 
 
”あなたは、どちらを望むのか?”

 
 
これをまず、はっきりさせることが重要です。
これをはっきりさせれば、採用の間違いも、きっと減るでしょう。

 
 
長く続く成功、
長く愛される会社を目指しているシンボリック経営®では、

もちろん、

 
 
”コミュニケーション重視!”

 
 
その方法はひとつではなく、いくつもあると思いますが、

まず、経営者であるあなたが出来ることは、

 
 
”笑顔を心掛けること”

 
 
話しづらい職場、話しづらい社風が出来上がる最大の原因は、

 
 
”上に立つ者が笑っていないこと”

 
 
難しい顔をしていることが、威厳につながる…、
そんな考えの人もいるようですが、
壁をつくるだけです。

 
壁をつくるだけならまだしも、
社員が、上司の顔色を伺うようになり、

  
「怒られないように…」

 
ただこれだけを考えるようになったら、
組織は弱体化していくでしょう。
本当に危険です。
 
 
 
そうならないためにも、

 
まずは、”笑顔”

 
そして、

 
相手の顔を見て、

相手の名前を呼び、

挨拶を忘れず、

自分から声を掛けること。

 
 
この行動が、
職場を変え、社風をつくるのです。

 
 
ただし、

 
 
注意しなければいけない点があります。

 
それは、

 
 
”会社は、仕事をするところ”

 
 
この原点を忘れないことです。

 
つまり、

 
 
”和気あいあいではなく、切磋琢磨の環境をつくること”

 
 
時として、
コミュニケーションを重視し過ぎると、
職場の空気が緩むことがあります。

 
たとえば、
 
コミュニケーション促進のひとつであり、
会話の潤滑油となる雑談も、

規律なく、無制限に認めると、
意味もなくダラダラと続け、
単なる時間潰しに使われる可能性もある。

 
雑談は、放っておくと、ただの雑音になる、
ということですね。

 
 
大切なことは、

 
 
”規律の中の自由”

 
 
よく宴会なんかで、

 
「今日は無礼講だ~!」

 
なんていう場面がありますが、
それは絶対にやらないこと。

 
たとえ宴会であっても、規律を守る。
規律の中の自由ということを社風にするのです。

 
 
そのためには、

 
 
経営者であるあなた自身が、規律を守ること。
これが絶対条件です。

 
規律のないコミュニケーションは、
馴れ合いを生むだけ。

 
たとえば、

 
名前の呼び方ひとつとっても注意が必要です。

 
 
コミュニケーションを図るために、
ニックネームで呼び合う職場もありますが、
仲良くなる反面、馴れ合う確率も高くなります。

 
そうならないためにも、
繰り返しになりますが、

 
”会社は、仕事をするところ”

 
この原点を忘れないことです。

 
 
誤解を恐れずに言えば、
職場は、友達づくりの場ではない。
無制限な自由は、勘違いを生み出すこともあります。

 
あくまで職場は、

 
 
”仕事を通して成果を出す場所”

 
 
であり、

 
 
そのための切磋琢磨の文化がなければ、

 
 
”組織は弱体化する”

 
 
コミュニケーションが必要だからといって、
コミュニケーションを重視するがあまり、

 
”間違ったことをしても叱れない”

 
そんな空気感になったら最悪です。

 
 
極論すれば、

 
 
”仕事をやりたい人が、思いっきり仕事が出来る”

 
逆に、
 
”仕事がしていない人が、居づらくなる”

 
そんなコミュニケーションが大切なのだと思います。

 
 
さて、

 
 
あなたの会社のコミュニケーションには、
規律がありますか?
 
まずは指揮官先頭で、
経営者であるあなた自身が規律を守り、
笑顔を心掛けてみましょう。

 
きっと、
意味のあるコミュニケーションが増え、
切磋琢磨の社風が生まれるはずです。

 
 
 
 

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