「特に異常は見られませんね」
恐怖の(!?)胃カメラを終えて、ホッとしている私に、
さらにホッとする、医師からの言葉。
最近、
同世代著名人の訃報が相次いでいたこともあり、
今年の健康診断には、ちょっと思うところがありました。
年を重ねても、
気持ちだけは変わらない。
いつまでも若い頃と同じ感覚で生活をしてしまいがちですが、
確実に時は経っているのです。
とはいえ、
老け込む気は、さらさらありません!
これからも、
ガンガンやっていきたいと思っていますが、
その前提にあるのは、
やはり、
”健康なカラダ”
健康がなくなったら、
だいぶ軌道修正しなければなりません。
気を付けないといけないですね。
ということで、
一年ぶりの健康診断を受けてきたわけですが、
改めて感じたことは、
”定点観測の大切さ”
一年前といま、
何が変化していて、
何が変化していないのか・・・?
一番わかりやすいのは体重ですが、
今回の私は、変化はありませんでした。
ビジネスにおいての定点観測といえば、
やはり、
”決算”
一年に一回、
会社の状態を見るには、
良い機会です。
ただし、
その機会を活かすためには条件があります。
それが、
・粉飾をしていないこと。
・勘定科目の使用ルールを統一していること。
・売上や経費計上のルールを統一していること。
です。
粉飾については、言わずもがな。
そもそも粉飾していないとは思いますが、
粉飾した数字と比較しても、意味がないからですよね。
そして、
意外とやっていないのが、
”ルールの統一”
お客さまの会計資料を見ると、
同じ支払いでも、
その年、その年で、
使用する勘定科目が違うことがあります。
そうなると、
比較する意味は、少なくなりますよね。
同じ勘定科目を使っていなのであれば、
金額が変わるのは当たり前だからです。
決算は、
どの会社でもやらなければならないことです。
どうせやるのであれば、
単なる税務申告用ではなく、
定点観測をして、有効活用したいものですよね。
あとは、
私がやっている定点観測のひとつには、
”電車に乗るときには、同じ車両に乗る”
というのがあります。
みなさんも、
意識する、しないに関わらず、
同じ車両を利用する人が多いかと思いますが、
私自身は意識して乗っています。
その理由は、
昔から言われている
景気に左右される経費3K(広告費・交通費・交際費)のひとつ、
広告費をチェックし、景気動向を感じるためです。
同じ車両に乗ることで、
広告が増えた、減ったが分かるわけですよね。
違う車両に乗ってしまったら、比較ができません。
また、
広告の中身も確認することで、
どんなものが世の中で注目されているかについても
合わせてチェックしています。
ということで、
定点観測については、
意識することが、とても大切です。
その昔、
社会人一年生の時に、
ある先輩社員に言われたことがあります。
「街中をボーっと歩くなよ」
何が増えて、何が減ったのか、
それを感じながら歩く。
増えたものは目につきやすいですが、
”何が減ったか・・・?”
減ったものについては、
意識していないと、なかなか気が付きません。
意識することが重要なのです。
たとえば、
朝礼をやっている会社であれば、
毎朝持ち回りで、変化に気づいたことを発表してもらいましょう。
「なにか・・・発表しなければならない・・・」
そう思うと、自然と変化を探すのが人間です。
いわゆる、カラーバス効果ですよね。
その気づいた変化が、
新たなビジネスチャンスになることは
十分に考えられます。
さて、
あなたは今年、健康診断は受けましたか・・・?
決して後回しにしてはいけませんよ!
しっかり定点観測をして、健康を維持し、
もっともっとビジネスを伸ばしていきましょう!
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