「過去の経験に頼るな」
セブン‐イレブンの生みの親である鈴木敏文氏の言葉です。
弁当上げ底問題などで、一時日販は落ちるも、
いまだ他のコンビニに約10万円の差を付けている絶対的コンビニ王者。
後継人事を巡る問題で2016年に退任した鈴木氏ですが、
その考え方は、いまも受け継がれているのではないかと思います。
そのひとつの現われが、パウダースペースの導入。
Z世代への調査から、導入を決めたとのことで、
畳一畳ほどに区切られた場所に、
デスク・光の色味を3段階で変えられる鏡を設置。
10分385円で使えるヘアアイロンも置き、
来店客比率が減少傾向にある10~20代に向けた動きをしています。
もうひとつ、
鈴木氏の考えを受け継いでいると思われるのが、
”仮説・検証”
パウダースペースが消費者に受け入れられるというのは、
あくまで仮説。実際には分かりません。
鈴木氏は、
「仮説・検証は、きめ細やかに」
これを大切にしていました。
たとえば、
「雨の日だから売上が減った」
これも仮説のひとつではありますが、
前日の天気はどうだったのか…?
仮に連日の雨であれば、
雨が外出しない理由にはなりにくい。
単純な思考では、仮説が成立しない可能性もあるわけです。
天気・気温・湿度…、
様々な要素を元に仮説を立て、検証を行う。
このデータを積み重ねが、日販10万円の差のひとつなのでしょう。
今回のパウダースペースも、まずは直営3店舗から。
仮説・検証を経て、全国に広がるか否か…?
どうなるか楽しみです。
過去の経験に頼るな、仮説・検証はきめ細やかに、
鈴木氏の考え方は、どのビジネスにも応用できる大切なものですが、
これらを行う前提として、
基本四原則ができていることを挙げています。
基本四原則とは、
・品揃え
・鮮度管理
・クリンリネス(清潔)
・フレンドリーサービス
この4つをコンビニが成功するための基本原則として掲げ、
これらを徹底すること。
基本的なことが出来ていないのに、ほかのことをやっても
お客さまには来てもらえないことを説いていました。
”徹底すること”
これが成功するビジネスのための
ひとつのキーワードですよね。
そして、
それを促進するために必要なものが、”シンボリック”
鈴木氏も、
象徴的な四原則、分かりやすい言葉で
繰り返し繰り返し、社員に説明を行いました。
いくら素晴らしい考え方でも、
一冊の本を渡されて、それを徹底させようとしても
現実的にはなかなか難しい。
もちろん、
時間を掛けて考え方を浸透させるためには本は有効ですが、
読む、読まないを管理することすら難しい。
でも、
象徴的なワードであれば、
すっと頭に入って来る。
毎日毎日呪文のように唱えることで、
体に染み込んでいくものです。
ということで、
あなたの会社では、
社員が動くための象徴的なワードを掲げていますか…?
そして、
それらを徹底していますか…?
掲げただけでは、何の意味もありません。
毎日毎日呪文のように唱えることで
体に染み込んでいくのです。
”徹底すること”
徹底の差が、ライバルとの差になるのです。
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