今週の提言(コラム)
Symbo からの手紙 ~シンボリック経営の視点~

 
「ちょっとやり過ぎですかね…」
練りに練った広告の案を私に見せるも、
どこか不安そうなT社長。

 
何で不安なのか…?

その原因は分かっていましたが、
あえてT社長に聞いてみると、
予想通りの答えが返ってきました。

  
「いや…、やっぱり批判されたり、
叩かれたりするのはイヤじゃないですか…」

広告というものは、
人の目を引かなければ意味がありません。

人の目を引くには、
当たり前のことを書いていてはダメ!

 
ハッとするようなフレーズだったり、

グサリとくるフレーズだったり、
  
いい意味での、”過激さ”

これが絶対に必要です。

 
しかしながら、

その過激さは、時として、
予期せぬ炎上を招くこともあります。

  
”炎上する企業…”

みなさんも、
これまでたくさん見てきましたよね…。

不祥事での炎上なら分かるも、

中には、

「こんなことで炎上するの…」

信じられないものがあるのも事実。

より慎重になる気持ちは
分かり過ぎるほど分かります。

 
だからといって、

誰の目にも留まらない
当たり前のことを書いていたら
それはそれで、広告費のムダ。

  
広告でやってはいけないのは、
批判されることではなく、

”無視されること”

だからです。

 
つまり、

”恐怖を乗り越えて、目立つことを選択する”

これが出来るかどうかが、
とても重要なんですよね。

 
また、

こんなこともいえます。

 
それが…、

”あなたの商品・サービスを必要とする人ほど、
あなたを批判する”

ということ。

 
よくある話でいえば、

”お金を必要としている人ほど、
お金を儲けている人を批判する”

というもの。
 
 
どうやっても、
私たちが見ることができるのは、

”表面だけ”

です。

 
その人の表面だけを見て、

「簡単に、あんなに儲かっていいですね」

そんな批判をしがちです。
私自身にも、恥ずかしながら、心当たりがあります。
 
 
もちろん、ビジネスは簡単ではありません。

儲かるために、
裏では、相当な努力や苦労をしているわけですが、
そこは、なかなか表には出てきません。

 
つまり、

何が言いたいのかというと、


”批判されるということは、関心がある”

ということ。

 
批判されたり、叩かれたりしても、
落ち込む必要はないのです。 
   
落ち込むべきは、 
何の反応もないこと。

無視されるということは、

”薬にも、毒にもならない”

何の役にも立っていないわけですからね。
これは、大きな問題です。

 
そしてもうひとつ、
忘れてはいけない、大切なことがあります。

 
それが、

”商品・サービスに対する自信”

「これは、絶対にいいものだ!」

この自信があるからこそ、
広告は活きてくるのです。

 
中には、

商品・サービスの質が伴っていない、
広告だけで売る会社があります。

 
いわゆる、

”誇大広告”

この手法の会社は、

”新規顧客の開拓だけ”

異様にうまくなります。

 
しかしながら、

中身が伴っていないので、続かない。

 
結果として、

長く付き合ってくれるお客さんがいないので、
新規開拓をやり続けなければならない。

新規顧客とリピーターのバランスがなければ、
顧客獲得コストは、上がり続けることになるため、
本当の意味で、広告を活かせなくなるわけです。

 
また、

そもそも論として、

中身が伴っていなければ、
そのうち、新規顧客の獲得さえ、難しくなるはずです。

 
つまり、

”どういう広告表現にするか?”

これ自体を考えることが、
経営戦略のひとつということなのです。

 
広告表現を魅力的にするためには、
会社自体が魅力的でなければならない。

広告表現だけに魅力があっても、
意味はないですよね。

 
ということで、

冒頭では、不安の大きかったT社長ですが、
いろいろなお話をしていくうちに、
気持ちは固まったようです。 

 
”批判されることを恐れるな!”

100%、全員に好きになってもらうことは、
ほぼ無理なのが世の中です。

批判されることも覚悟し、
自身の商品・サービスを世に問うていくのが広告です。

  
とはいえ…、

この恐怖を乗り越えるのは
簡単なことではありません。

批判されたことがある人にしか分からない、
苦しみがありますが、
この恐怖を乗り越えない限り、
反応そのものが得られません。

 
T社長の広告も、

きっと、賛否両論、いろいろあるでしょう。

 
しかし、

賛否、どちらであっても、
恐怖を乗り越えたT社長は、
プラスの力に変えることが出来るでしょう。

 
Web広告が手軽になったいま、

中小企業にとっても、
広告戦略は、とても重要です。

  
あなたは、どんな戦略で、どんな広告表現で、
自社の商品・サービスを宣伝していきますか? 

そして、 

そこには、
あなたの会社のシンボリックはありますか?

シンボリックがあることの強みが、
広告にも活きてくるのです。
 

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