今週の提言(コラム)
Symbo からの手紙 ~シンボリック経営の視点~

 

「結局、これに戻ってくるよね」
経営者仲間との雑談で、そんな話になりました。

 
いったい、何に戻ってくるのか…?

 
それは、”本”

自身にとっての、”バイブル”といえる本です。

 
経営者にとって、
本を読むことは、とても大切なことです。

本を読むことで、
知識・情報が得られるのはもちろんのこと、

考え方を学ぶ、

情緒を磨く、

心を鍛える、

いろいろな効果があります。

 
これらは、

経営者にとって大切なことであると同時に、

生きていくうえでの、

”人間力”

という意味でも、とても重要ですよね。

 
そんな本ですが、
読み方には、いろいろなものがあります。

音読

熟読

精読

多読

積ん読…。

買っただけで満足してしまう、”積ん読”だと…、
コレクターとしての価値しかなくなってしまいます。

たまたま買っておいた本が、
希少価値を生み、高値で売れるならまだしも、
そういうことは、稀です。

積ん読は、お金の無駄遣いであり、
言うまでもなく、経営者にっては無意味なのです。

 
では、そのほかはどうなのか?

”音読・熟読・精読・多読”

経営者の視点で考えた場合、
それぞれどんな意味を持つのか…?

 
それは、当然ながら、

”本を読む目的”によって、

その意味は、大きく変わります。

   
知識・情報を得たい目的であれば、”多読”

同一ジャンルの本を、
20冊以上読むことで、
その分野のプロになれる。

昔から、そんなことがいわれていますよね。

 
たとえば、

多くの経営者が苦手としている、”会計”

会計の本を、20冊以上読めば、
だいたいのことは分かるでしょう。

なぜなら、

”本は違えど、書いてあることは同じ”

これに、気がつくからです。

押さえておくべき、核となる部分が分かれば、
あとは、その応用。

経営者が持つべき会計の知識としては、
十分な量になります。

 
まぁ…、

そもそも論として、会計については、
経営者は、”使えればいい”

決算書を、”つくろうとするから”難しいのであって、
使い方に限定すれば、それほど難しくはありません。

経営者は、”つくらなくていい”

学ぶ目的を明確にすることも、大切なことですよね。

 
また、軽く情報を手に入れる場合は、
雑誌を多読することも有効です。

「いま、これが流行ってるんだな…」

そんな情報を手に入れておくことも、
経営者としては重要なことです。

そのときには、

同業が読む雑誌だけでなく、異業種が読む雑誌。

同性が読む雑誌だけでなく、異性が読む雑誌。

これらにも、
目を通すことをオススメしています。

自身と違う分野ほど、参考になるものです。

 
私自身は、

いろいろな雑誌を読むため…ということもあり、
AmazonのKindle Unlimited(読み放題)に
登録しています。

 
次に、”熟読・精読”

経営者にとって、最も大切なのが、この読み方です。

 
冒頭の、バイブル的な本。

つまり、

”経営者としての考え方”

これを学ぶためには、熟読・精読が必須です。

 
なぜなら、

バイブルに必要なのは、”腹落ち”

本当に理解し、自身の経営に活用するためには、
一度や二度、読んだだけではダメなのです。

 
また、本というのは不思議なもので、
読んだときの心の状態によって、
目に入ってくる文章、捉え方が変わってくるものです。

そういう意味でも、熟読・精読することは
とても重要なのです。

 
そして、

この熟読・精読の考え方は、
実際の経営においても、同じことがいえます。

 
腹落ちするまで、
とことんやってみることをせず、

”無闇矢鱈に手を広げる”

そんな経営者もいます。

 
よく言えば、勉強熱心。

悪く言えば、”ノウハウコレクター”

  
いろいろ学んではみるものの、
どれも中途半端。

結果に結びつかない…という人です。

 
私は以前、
ある専門学校で講師をしていたことがあったのですが、
合格する人と、しない人で、
決定的な違いに気がつきました。

 
それが、

”やることを決めた強さ”

合格する人は、
「これ!」と決めたテキストを集中してやります。

何度も反復練習することで、
確実に力がついていくのです。

 
対して、合格しない人は、

”あれも、これも手を出す”

「この問題集がいいらしい」
そんな噂を耳にすれば、それに飛びつく。

「あっちの方がいいらしいよ」
そう聞けば、そっちに飛びつく…。

結果的に、どれも中途半端…。
力がつくはずがありません。

 
経営も、これと同じです。

まずは、「これ!」と決めたものを
とことんまで、徹底的にやる。

そのうえで、結果が出なかったときに、
はじめて次を考えればいいのです。

 
ということで、

”最良のテキストを見つけ、それを何度も読み返す”

経営は、本の読み方と同じ。
腹落ちするところまでもっていくことが大切なのです。

 
ちなみに、

私にも、バイブル的な本が何冊かありますが、

そのひとつが、

佐伯勇氏の「運をつかむ~事業と人生と~」

近鉄グループ総帥であった佐伯勇氏の

”独裁すれども、独断せず”

この考え方を腹落ちさせるために、
度々読み返しています。

 
みなさんにとってのバイブルには、
どんな本がありますか? 

 

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